弊社はこのたび、ダヤ・シナジー・ボルネオ株式会社(以下、DSBjp)と、マレーシアのバイオマス燃料製造メーカーである Weng Yat Resources Sdn. Bhd.(以下、WY)による、ウッドペレットの日本向け輸出を目的とした覚書(MOU)調印において、初期段階からのマッチング、契約条件設計、交渉支援におけるアドバイザーを務めました。
DSBjpは、北海道の中山組、カンザイを親会社に持つ輸入バイオマス燃料専門の商社であり、マレーシア・サバ州タワウに現地法人を設立し、PKS(アブラヤシ核殻)の集荷・選別・出荷を長年手がけています。近年は、日本のバイオマス発電需要を背景に、PKSに加えてウッドペレットへの事業領域拡大を推進しています。
WYは、セランゴール州クランで設立された企業で、鉄鋼・足場資材・自動車部品を主力としながら、2022年にバイオマス燃料の製造へ進出しました。ペラ州トロノーに月産処理能力8,000トン規模の工場を有し、ウッドペレットおよびウッドブリケットを製造しています。また、国際的な森林認証制度であるPEFC(Chain of Custody認証)も取得しています。
日本のバイオマス発電市場では、燃料調達コストの抑制と供給安定性の確保が重要な課題となっています。マレーシア産ウッドペレットは、品質・価格・調達ポテンシャルの面で日本市場における存在感を高めており、今後の安定調達源として期待されています。