会社・事業の買収・売却に関する記事(第85回)がNNAに掲載されました

The Daily NNA Malaysia版(2022年1月19日)に、弊社代表の寄稿した「会社・事業の買収・売却 第85回 日本企業のマレーシアでのM&A」について掲載されました。今回は、2021年に日本企業がマレーシアで行った合併・買収(M&A)案件をご紹介します。

www.nna.jp/news/show/2288176

2021年に日本企業がマレーシアで行った合併・買収(M&A)で対外的に発表されたものは、弊社が確認しているだけでも14件ありました。うち13件が出資・買収案件で、大株主となるマジョリティー投資が8件、100%バイアウト(買収)が5件となっています。金額的に最大の取引は、ソフトバンクによるアクシアタ・デジタル・アドバタイジング(Axiata Digital Advertising)へのマイノリティー(少数派)投資で、投資総額は2億5,000万リンギ(約68億6,000万円)でした。

以下は、21年の日本企業によるマレーシアでのM&A案件のリストです。また以下は、直近4年間の日本企業によるマレーシアでのM&A件数の推移を示したものです。

新型コロナウイルス対策の活動制限令などが大きく影響し、20年度の日本企業によるマレーシアでのM&A案件は9件にとどまったのに対し、21年度は14件と、対前年比で約1.5倍に増えました。このほかに未公表の案件も相当数ありますので、クロスボーダーM&Aの流れは再び戻ってきつつあるという感触を抱いています。

<プロフィル> 神林義之(かんばやし・よしゆき)、ラジフ・ラムザン(Razif Ramzan)

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